「川雅」— 優雅に表現する四川料理、中華レストランがファインダイニングで伝統的な中華料理を再解釈
「四川料理」は、長い歴史を持つ独特な四川の風味として知られています。「川雅」は、優雅なスタイルで「官府川菜(官府料理)」を提供し、「四川料理は辛いだけ」という固定観念を覆します。時の変化と共に、この古い料理を現代の食文化にどう融合させるかは、多くの四川料理店やシェフにとっての挑戦です。「川雅」は台湾初の四川料理ファインダイニングとして提供し、中華料理が伝統的な「炒める」だけでなく、前菜からデザートまで、一品一品が細かく作られ、ひと口で四川料理の真髄を感じることができます。
GOODLINSグループ傘下の中華レストラン「川雅」は、台北市の「微風南山」46階に位置します。「川雅」は、数か月にわたる味の調整を経て、舌がシビれる辛さが持つ「青花椒」を使って、四川料理の麻辣と濃い味を取り替えることで、訪れるお客様を驚かせ、やみつくような味わいを提供しています。それに加えて、「微風南山」46階のレストランからは、台北市のシティービューを眺めることができ、間近に「台北101」の姿を楽しむことができ、まるで宮廷の宴のような雰囲気を味わえます。
優雅と四川味が調和したダイニング空間
「川雅」のインテリアコンセプトは、伝統的な四川料理で思いついた赤色ではなく、ベージュとオレンジを基調しています。これは、お客様が四川料理を楽しむ際、快適さと落ち着きを感じてもらえるようにという思いからです。オレンジ色は、赤色の強烈な感じとは違って、「辛い」のイメージがありつつ、繊細で優雅な感じもありますので、赤色を使わないことにしました。また、「川雅」には四川料理の歴史的な都市にちなんで、四川、重慶、成都の古名《蜀》、《渝》、《錦》、《蓉》と名付けられた4つの個室が設けられます。
本場の四川料理をファインダイニングで革新的に表現
「川雅」のシェフ「王國政」は、中華料理界30年以上の経験を持ち、川雅のシェフに就任後、特別に四川当地へ行き、現地のミシュラン一つ星のレストラン「松雲澤」のチームと交流し学びました。彼は、四川料理の魂である「調和豆板醬」のレシピを台湾に持ち帰り、伝統的な四川料理を精緻な形で再現し、新たなスタイルで提供しています。
台湾に戻ってから、シェフチームは伝統的な四川料理の麻辣と濃い味にこだわらず、台湾のお客様の好みに合わせた調整を行いました。料理は、さっぱりとした味わいを基に、徐々に麻辣の要素を加え、こうすることで四川料理の伝統を保ちながら、台湾市場にもマッチしています。王國政シェフは、「私たちのファインダイニングは全体のコンセプトを重視しており、料理だけでなく、サービス、空間、そして体験を通じて、お客様には四川料理の『七滋八味』、と独特さを堪能していただきたいと考えています。また、中華料理もフレンチス料理のように、一品一品を丁寧に順を追って提供することができることをお伝えしたいです。」と語りました。
「川雅」のおすすめ
左:花椒乳鴿
中国漢源県産の花椒や青花椒などの十数種類の香辛料で作った滷水(るうすい)、台湾屏東産の重さ500gの鳩を漬け込み、味が染み込んだ後に特製の糊(のり)を塗って乾燥させます。仕上げに熱い油をかけ、外はカリッと、中は柔らかく、花椒のシビれる香りと旨みを楽しめます。
中:龍蝦雪花雞淖
鶏むね肉と卵白を泡立て、ロブスターと組み合わせた高級で独特な中華料理の一品です。
右:怪味蜂巢脆腩
クミン、ピーナツ、ゴマなどの調味料を使い特殊な揚げ方で、外がサクッと、中は柔らかく仕上げた複雑な食感が楽しめる一品です。
「川雅」は四川料理の伝統を受け継ぎ、シェフの技術によって四川料理を新たな形でお客様にお届けします。さらに、川雅では各料理がテーブルに運ばれる際に「料理の説明」を行い、お客様が食事を楽しみながら、それぞれの料理に込められた文化的背景を知ることができ、四川料理の歴史を体感できる旅へ行きましょう。
川雅
電話:+886 2 2722-0303
営業時間:昼12:00~14:30、夜18:00~21:30
昼コース:1980台湾ドル/1名様
メニュー:「川雅滋味コース」4580台湾ドル/1名様(固定メニュー)、「川雅尋味コース」3580台湾ドル/1名様(選択式メニュー)
サービス料:10%
個室最低消費額:昼25,000台湾ドル、夜35,000台湾ドル
住所:台北市信義区松智路17号46階(微風南山)
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