

「天香回味」と聞いて、知らない人はいないでしょう。この店の鍋は2002年のオープンから22年にわたり、その香りで多くの人を惹きつけてきました。
中華圏において鍋文化は、お祝いや集まりで食べるものとして重要な地位を占めています。「天香回味」と聞いて、知らない人はいないでしょう。この店の鍋は2002年のオープンから22年にわたり、その香りで多くの人を惹きつけてきました。2023年、南京東路から中山北路一段へ移転し、独立した3階建ての店構えとなった天香回味は、建物でブランドの独自性を表現するにとどまらず、異なる文化が融合する美食の物語も伝えています。
天香回味の新店舗に来たお客さまが目にするのは、一新した店の姿です。内装は古風な要素と現代的なデザインが融合し、レトロモダンで明るい雰囲気。木製の家具、時代を感じる絵画や装飾品も、この店の濃厚な文化の雰囲気を作り出しています。顧客の多様性に合わせ、店内の空間は柔軟な設計となっており、さまざまなニーズに対応できるようになっています。若者同士、少人数の家族の集まりから大人数の会食まで、天香回味は全てのお客さまにゆったりとした快適な空間を提供しています。
創業者の林振龍は、元来から鍋料理を愛してやまない人だった、というわけではありません。20数年前に中国でビジネスをしていた時、運命的に究極の鍋と出会い、濃厚に香り、タレなしで食材の味を十分に引き出した鍋を味わいました。この美食体験によって彼はモンゴル鍋に魅了され、台湾に持ち帰ることを決意しました。苦労の末に中国で秘伝のレシピを手に入れ、さらに半年をかけて薬膳の配合と製法を学び、ようやくモンゴル鍋のおいしさが海を越えて台湾にやってきたのです。
天香回味のレシピは、チンギスハーンの時代に考案されたといわれています。当時は皇帝専属の医師が配合した薬材を煎じ、兵士たちの栄養補給のために用いられていました。天香回味の鍋の中には、たっぷりのニンニク、ネギ、ショウガなど数十種類の薬膳が入り、低カロリーで低脂肪ながら深い味わいを感じる養生鍋となっています。
鍋なのにタレがいらない?天香回味では、タレをつけようと思っても準備がありません。それは天香回味が、タレを使わずに食べることにこだわっているからです。モンゴル鍋は、スープにこそ食材本来のおいしさが凝縮されています。余計なものを加えず、天然の薬膳を煮込むことで体にやさしい鍋となり、食材本来のおいしさが楽しめるのです。
林振龍は2002年に台湾で「天香回味」を設立し、飲食業へ情熱を傾け、顧客重視を基本としてきました。2004年には日本の飲食業界にも進出。現在までに6店舗をオープンさせ、成功を収めています。特に銀座や日本橋の店舗が人気で、3年連続で日本のベスト中華料理にも選ばれています。食材の鮮度と品質に対する要求が高い日本では、各店舗で地元産の有機野菜を使用することにこだわり、厳格な食品安全基準をクリアしています。価格は高めですが、独特な味と新鮮な食材により日本の消費者からも愛され、芸能人の福山雅治さんをはじめ、多くの人が「一度食べるととりこになる味」と絶賛しています。
天香回味はモンゴル鍋を愛するお客さま、健康志向の方々のために、高品質な飲食体験を提供しています。新しい店舗は都会の喧騒の中にひっそり佇む路地裏の秘境にあり、美食と文化が同時に味わえる独特な空間となっています。天香回味は将来を見据え、食品工場とサプライチェーンの発展にさらに力を入れていく予定です。天香回味のスープは既に商品化され、PXマート(全聯)で販売されています。今後は販路の拡大にも注力し、セントラルキッチンの建設と小型店舗の展開を推進し、店舗はもとより、ご家庭にもモンゴル鍋のおいしさをお届けしていきます。
住所: 台北市中山区中山北路一段135巷35号
電話:+886-2-2511-7275